お客様からこんなご質問を頂くことがあります。
「外気取り込んでると、やっぱりエアコンって汚れやすいんですか?」これについて、私なりの考えをお伝えします。
外気導入は汚れやすくなるの?結論からお答えすると、
「はい、汚れやすくなります」。
外気導入ではどうしても、排ガス、花粉、ホコリを一旦車内に入れてしまいます。
ほとんどの物はエアコンフィルターで回収できますが、一部はどうしてもエアコン内部に回ってしまいます。
そのため、エアコン内部は汚れやすくなる傾向があります。
では、内気循環にすれば安心なのか?
「じゃ、内気循環でずっと乗っている方がきれいに保てますね」となりがちです。
その切り口だけで見ればその通りなんですが、
それはそれで、実は問題があります。内気循環のまま長時間走行を続けると、
約1時間後には、車内の二酸化炭素濃度が通常の4〜6倍程度まで上昇するとされています。
この状態が続くと、
・眠気を感じやすくなる
・軽い頭痛を感じることがある
など、
「安全に運転できる環境」とは言いにくい状況になってしまいます。
外気導入の役割
外気導入によって
車内の酸素量、二酸化炭素量は外気に近い状態に保たれます。
結果として、
集中力を保ちやすく、安全で快適なドライブにつながります。内気循環が悪いわけではありません内気循環にも役割があります。
・真夏の車内の温度を一気に下げたい時
・トンネルや大型車の後ろで排気ガスのにおいをある程度防ぐ場合
このように、
空気環境に明らかな問題がある場面に限定して使うというのが、個人的には望ましい使い方だと考えています。
花粉の季節はどうする?花粉の季節になると、何となくイメージで「花粉が入らないように」内気循環にしがちですが。
そこはエアコンフィルターが頑張ってくれますので、そこまで心配する必要はありません。
気になるようでしたら、花粉の季節の前にエアコンフィルターを新品に交換することをおすすめします。
カーエアコンの内気循環、外気導入に関しては
JAFがユーザーテストで実験をしています。
(外部サイトが開きます)
こちらの実験結果と私の答えを参考に、皆様がご自身にあった使い方をされるのが一番いいと思います。
最後に内気循環でも外気導入でも、カーエアコンの内部は結露の影響でカビなどが繁殖しやすくなることは変わりありません。
こういった過酷な状況下で使われている以上、汚れを防ぐことは出来ません。
2年に一度はエアコン洗浄されることをおすすめします。